ラグビー解説① ルール編
まずはラグビーのルールをざっと解説します。
超基本的ルール
・ボールを前に投げてはいけない
・キックは可
・ボールを相手のゴールラインより奥に置くことをトライといい、5点獲得。その後のコンバージョンキックを成功させると2点追加
・ペナルティキックまたは試合中ドロップキックでゴールキックを成功させたら3点
・40分ハーフの計80分
・ボールを前に落としたりするとスクラムという8人対8人の押し合いから始まる
・ボールが外に出るとラインアウトというサッカーでいうスローインのようなものから始まる
もうちょい詳しいルール
主な反則についてまとめる。その前にタックルしたときに必ず生じるモールとラックというものを説明する。
・モール
ボールを持っているプレイヤーが立った状態で敵味方あわせて塊になってるもの。ラインアウトのあとよくなってる。
・ラック
ボールを持ったプレイヤーがタックルされて倒され、そこに敵と味方が集まるとラックになる。
あとペナルティキックの解説も必要なのでする。
ペナルティキックは重い反則を相手がしたときに獲得できる。通常、フィールドの外に蹴り出した場合相手ボールのラインアウトから始まるがペナルティキックのときのみ蹴り出した側のボールのラインアウトから始まる。とても強い。
さて反則。
スクラムになる反則
・ボールを前に落とす(ノックオン)
・ボールを前に投げる(スローフォワード)
・モールやラックがもみくちゃになりすぎてボールが出てこないとレフェリーが判断した(モールアンプレイアブル)
・ボールを持ったプレイヤーが偶然前方の味方にぶつかる(アクシデンタルオフサイド)
・ボールを自分から自陣ゴールラインより手前に持っていってグラウンディング
など
ペナルティキックになる主な反則
・ボールを持ったプレイヤーが故意に前方の味方にぶつかる(オブストラクション)
・首から上にタックル(ハイタックル)
・モールを意図的に崩す(コラプシング)
・スクラムを意図的に崩す(コラプシング)
・スクラムの中で手を使う(ハンド)
・ラックの中で手を使う(ハンド)
・タックルして倒れた選手がすぐにどかずプレーの邪魔をする(ノットロールアウェイ)
・タックルされて倒れた選手がボールを放さない(ノットリリースザボール)
・ラックやモールに横から入る(オフサイド)
・空中にいるプレイヤーにタックル
・相手を掴まないでタックル
・相手を必要以上に持ち上げるタックル
・ラックで相手側に倒れこむ(オーバーザトップ)
など
オフサイドがわかりにくいが、基本的にボールの位置がオフサイドラインだと思ってもらえればいい。ボールより前にいたらオフサイド。
22mラインという、ゴールラインから22mの位置に引かれた線がある。これは22mラインより手前から蹴ったボールが外に出た場合そのままラインアウト、22mラインより奥で蹴って直接外に出たら蹴った地点まで戻ってラインアウト。少しややこしいのでなんかそんな線があるんだなーと思ってもらえればいい。というかキック関連はすごいめんどくさいルールがちょいちょいあるんで割愛。
ちょこちょこ間違ってると思うけど概ねあってるんで参考程度に。というかラグビーってルール細かいのでやってる本人たちも「えー今の反則かよ」ってなること多い。